北海道OCDの会【掲示板】


たまには映画の話題でも

1:冬虎:

2015/09/05 (Sat) 17:01:24

お話会の帰り道の雑談で「映画は見るんですか?」と聞かれたことをふと思い出したので、
たまには掲示板でもそんな話題を――。

いまさらながら『アビエイター』を見ました。
以前から気になっていたものの、これまでなんとなく見る機会を逸していました。
強迫性障害に関心がある方には広く知られている作品だろうと思います。

主人公の病状がどんなふうに描かれているかが最大の関心事でしたが、
思っていたよりあっさりしていたし、美化されすぎているような気がして
あまり感情移入できませんでした。

映画で描かれている姿がどこまで史実に忠実なのかも気になるところです。
ネットでざっくり検索してみると、彼が強迫性障害であったことは周知の事実として扱われていますが、
個人のブログなどに書かれている内容はほとんどが三次的な情報のようで、出典が定かでない点が残念です。

ところで、自分は不潔恐怖というほどではありませんが、どうしても汚れが気になって
レンタル店のDVDをパソコンに入れることに強い抵抗感があります。
以前は一枚ずつクリーニングしてから再生するという面倒な思いをしていましたが、
今ではネットの動画配信サービスが普及したのでレンタル店を利用せずに済むようになりました。
ホント、便利でありがたい時代になったものです。
5:冬虎 :

2018/05/16 (Wed) 07:28:29

映画『八つ』を見ました。
他の作品みたいに一部の場面で強迫症が描かれるのでなく、強迫行為を行っている人の姿を延々と撮った作品です。
最初から終わりまでワンショット撮影で、台詞もストーリーらしきものもほとんどありません。
強迫症を知らない人にはさっぱりわからない、当事者にはわかりすぎて辛い内容です。
他人の症状に影響を受けやすい人は避けたほうがいいかもしれません。
ある意味、実験的な作品で、娯楽として楽しむ要素は皆無です。
よくもまあ、こんな作品を商業ベースで作ったものだと感心しました。

4:冬虎 :

2015/09/13 (Sun) 08:02:44

パールさんのご意見はごもっともです。
便利なツールは“諸刃の剣”かもしれませんね。

いちいちDVDをクリーニングするのも面倒になって、
汚れを気にしなくても済むようにもうひとつドライブを買ってレンタル専用にする
なんてこともやりました。
苦手なことを避けようとすると、あれこれ悪知恵が働くもんです(笑

書類の手書きも苦手なことのひとつなので、
国勢調査がネットで回答ができるようになって喜んでいますが、
それも諸刃の剣なのかも・・・

3:ゆうじ:

2015/09/06 (Sun) 19:47:22

「アビエイター」は、最初の放映時、食事の生焼けの肉から不潔恐怖に囚われ、脂汗を流すシーンがリアルで、息苦しくなり、観るのを中断しましたが、再び、放映されたときに、最後まで観ることが出来ました。
彼の死後、随分と経ってから、彼がOCDだったと分かったせいで、生前の彼の言動から、彼の症状を推測するしかなく、そのせいで、彼の心の動きまでは、誰も描けないものと思われます。

僕が彼の伝記を読んで印象に残っているエピソードは、誰の葬儀にも、お花を贈ることが出来なかったというものです。
彼の説明によると、死者のもとにお花を贈ると、何か不吉なものが、花を伝わって、折り返し、自分のもとに届いてしまうから、と言う理由だったそうです。
これは、ばい菌恐怖と縁起強迫が入り混じったもののような気がしますね。
でも、僕にも、こうした傾向があるので、気持ちは良く理解できます。

「アビエイター」は救いのない結末ですが、ジャック・ニコルソン主演の「恋愛小説家」は、かすかに希望の光が見えるラストです。

僕が、一番、現代のテクノロジーの恩恵にあずかっているのは、メールの送信済みアイテムかな?
手紙だと、書き間違えたんじゃないか?と不安でたまらなかったのが、内容を読み返して確かめられるので助かっています。
2:パール :

2015/09/05 (Sat) 23:36:22

「アビエーター」私も見ましたよ。
ディカプリオの演技がリアルで驚きました
強迫行為の時の表情があまりにも息子とかぶって胸が痛みました
強迫のことを知らない人が見てもただの変人程度なのかな・・映画の中で彼の人生の中の囚われの重要性に関しては
わかる人にしかわからないのかも。
強迫にばかり気が行って映画の本筋がよくわからなくなった私です。


息子もレンタル品は不潔恐怖も若干あるけれど、加害恐怖が強くて返却時のことを考えると利用できないようです
配信サービスといい
車載カメラといい(確認ができる)強迫を抱えて生きるには便利だけれど回避になってしまうようで複雑です。
生きやすいならば それはそれでいいのでしょうけれど。
回避したり都合のいいように工夫するのは誰にでもあるものね。

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