北海道OCDの会【掲示板】


第17回 お話し会感想♪♪

1:世話人 :

2017/04/11 (Tue) 13:35:53

2017年4月8日、第17回お話し会が開催されました。

参加者
当事者 25名
家族 11名
医療従事者 4名
報道関係者 1名
合計 41名

北海道OCDの会が発足し、お話し会を開催するようになって過去最多の参加人数となりました。
改めて、この病気に関わる方の多さ、関心の高さを感じました。

今回はまず、読売新聞社記者である田中さんより、先月新聞掲載されたOCDに関する記事について報告していただきました。
次に、名古屋大学大学院生でOCDに関する研究をされていた片岡さんより、研究の報告をしていただいました。

その後、お集まりの皆さんに簡単な自己紹介をしていただき、今回初めての試みとして『強迫性障害の行動療法研究会in名古屋』というDVDの視聴会を実施しました。
(DVDの内容
・3日間の集中ERPの解説
・不潔恐怖、加害恐怖に対するそれぞれのERPデモンストレーション)

専門家向けの内容ではありましたが、ご家族も当事者もご自身の状況と照らし合わせて真剣に視聴していたのではないでしょうか。

DVD視聴後は当事者とご家族とでグループ分けし、お話しをしていただきました。

当事者グループでは、具体的な症状とDVDを見ての感想を主に語って頂きました。
DVDの感想として、デモンストレーションでは共感する場面も多く、また自分の症状に対しても客観的にみることができた、という声が多くあがりました。
DVDを見たことでERP治療を受けてみたいと思ったけれど、恐れているものに一気にチャレンジするのは逆に悪化するのでは?と不安を持った方もいらっしゃいました。
DVDを視聴したことで、それぞれに気付きや発見があったことを嬉しく思います。

*ご家族グループの報告については、また後日、追記する予定です。

今回もお集まり下さった皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
5:ふくざわ:

2017/04/16 (Sun) 16:29:50

家族も当事者もひと時心が落ち着く場所があることや、仲間が頑張っている姿に触れることで
OCDと向き合っていく原動力になると信じています。

それぞれの家庭環境があって症状も様々で
解決方法をマニュアル化するなんて到底無理な話なのだと思います。
それぞれが自分で解決策を見つけていくことが必要なのでしょうがそれが難しい。
でもいくつかの情報を知ることで動き出すきっかけをつかむことが可能になるはずです。

悪化を恐れて変わらなければ一生良くはならないと、度胸を据えるしかないのかもしれません。

そしてその手助けをしてくれる家族や治療者も悪化を恐れることなく、試行錯誤してほしいと願っています。
当事者もまた治療者を信じて一緒に取り組む意欲を持ち続けることが必要なのだと感じます。

強迫を耐え忍ぶ根性は、その逆境を乗り越えるだけの力を持っているはずです。
「考えるだけの天才より行動する馬鹿が勝つ。」まさにこれ。

初めて参加してくれたころと比べてどんどん顔色が良くなって、キラキラと変化している参加者さんを何人も見てきました。
お話し会を通して友人ができたり、好きなことが見つかったり、仕事ができるようになったり。
沢山の嬉しい報告も聞けるようになりました。
4年前、絶望の淵で殺してくれと叫んでいた息子が、楽しそうに友人たちと出かけ、好きなことに取り組んでいるのを見ると
決してあきらめずに動き出せば、OCDは治ると実感しています。
4:世話人:

2017/04/16 (Sun) 00:35:42

追記(家族グループ)

家族の参加者に多く聞かれるのは当事者が治療に前向きになれない現状と
家族の対応についての悩みです。
どれだけ家族が情報収集しても当事者が治したいと思ってくれない。
症状に振り回される現状から一歩踏み出すにはどうしたらいいかわからない。
一方で、少しずつでも行動を起こすことで現状が変化している報告も伺えました。
会に参加することで気持ちが安らぎ、また参加しようと思えるという嬉しいお話も聞けました。

家族の参加者は当事者の症状が重篤な方が多く見られます。
それだけに家族の苦悩も深刻です。
5月20日(土)には家族限定のお話し会を開催し、家族の対応について皆さんでお話ししたいと思います。


3:冬虎 :

2017/04/13 (Thu) 20:52:05

集団療法なども同じだと思いますが、「人前で他人を意識すること」は治療の効果を高めるのに役立つのだろうと今回のビデオを見て感じました。
お話会の参加者でも「病気を治すんだ」「具体的にこうするんだ」とみんなの前で「宣言」できる人は短期間でも見違えるほどの変化があったりします。
病気を克服するという作業は本来極めて個人的なもの。それをあえて手間暇かけて「お話会」という集団で取り組むことに何を求めるのか。
それをこれからもみなさんと考えていきたいと思います。

読売新聞の田中さんと東大大学院の片岡さんの熱意には敬服するばかりです。当事者や家族とは違う視点で啓蒙に努めてくれる仲間の存在を心強く思います。
ご多忙のなか、太田先生をはじめ、医療関係の方々も参加してくださいました。近い将来、十勝にもこうした集まりが誕生することを期待しています。
久しぶりの仲間が元気な姿を見せてくれました。「お話会があったから回復できた」という言葉にうれしくて涙が出そうになりました。
お話会はみんなで作るものだと師匠が常々口にしています。みなさんも同じ気持ちでいてくれたら、それほどうれしいことはありません。
2:ショート :

2017/04/11 (Tue) 23:07:20

先日のお話会は、本当にたくさんの方が
参加してくださいました。
ありがとうございました、そして、
お疲れ様でした。

DVDは、本当に自分自身をみているようで、
思わず笑いが出てしまいました。

そして、フリートークでは、私の自由が
発揮され(笑)、まとまりがなかったことを
お詫びします。
…、と言いつつ、また自由になってしまいそう(笑)


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