北海道OCDの会【掲示板】


新聞記事の紹介

1:冬虎 :

2016/12/27 (Tue) 13:34:38

本日の読売新聞に掲載されたコラム『師走記2016 ⑤ 悲しみ分け合う一人に』で強迫症や当会の活動について触れられています。
18:ふくざわ:

2017/03/31 (Fri) 10:46:21

家族が巻き込まれた生活が日常化してしまって、現状維持を続けるには従うしかない状況なのでしょうね。
弟さんもご両親もこの状態から抜け出したいと願っているのでしょう。
何から手をつけたらいいのか、何を目標にしたらいいのか、教えてくれる人がいたらお願いしたいですよね。

治りませんよと言ってしまう医療機関はなんなんでしょう。
ちゃんと向き合ってくれる医療機関に出会うことはおおきな治療への第一歩ですよね。
そこへ向かう足を「治りませんよ」なんて言われたら二度と進めることがなくなるかもしれません。

息子も一時期は自分を治せる医者なんて世界中探してもいない。もうずっとこのままだ。と言って
部屋に目張りをして閉じこもって24時間強迫にとらわれていました。
こんな風に絶望した当事者が再び治療に向けて前向きになればどこかに改善策がみつかって
普通の生活を取り戻すことができるようになる・・という経験談は
今、絶望の最中にいる当事者や家族にいくらかの希望を与えられるのではないかと思います。
熊本OCDの会で販売されている、「とらわれからの自由」を私は常に息子の目につくところに置きました。
開くこともできない時期には私が独り言のように音読したりしました。
自分だけではないということ、治せるということを気づいてほしかったのです。

一生このままでいいなんて誰も思っていないはずです。
誰かに治してもらうのではなく、どうしたら変われるか。自分で考えるきっかけが必要なのだとおもいます。

17:くまこ :

2017/03/31 (Fri) 06:57:26

今長文書いたら、修正しようとしたら、消えちゃいました。冬虎さん、せっかく記事を載せたり、一生懸命やってくださ
っているのに、気分を害してしまい、本当にごめんなさい。弟は、30年以上強迫を患っています。

病院でも、「強迫の人は診れません」、「世界中どこにいっても、息子さんは治りませんよ」と言われているので、両親にも記事をみせましたが、結局怖くなって、でも相談窓口がないと、うろたえていました。ocdの会への参加

も促していますが、恥をさらすだけと、いこうとしません。病気が長くなり、とにかくどうしたらよいのか知りたいといつも言っています。

どこか、誰かいまの現状を聞いてどうしたらよいかアドバイスを求めています私も精一杯です。気分を害してしまい、本当に申し訳ありませんでした。
16:冬虎 :

2017/03/30 (Thu) 20:28:16

くまこさんのように初期の頃から何度も参加している人からあのように言われるとは思っていなかったので、つい反応が荒くなってしまいました。
物言いがきつくなったことをお詫びします。

>お話し会に当事者であり、家族であるかたは、参加されているのでしょうか?

何回か参加してくれています。昨年6月にはお話会でも食事会の席でもくまこさんと同席されています。
4月のお話会にも来てくれる予定なので、興味があったら本人と話してみてください。

読売さんも4月のお話会と食事会に来てくれる予定です。意見や感想があれば、本人に直接伝えてあげてください。
それまで強迫症に縁がなかった人が私たちに関心を持ってくれて、三日連続の記事として取り上げてくれたのは異例のことだと思います。少なくとも他の新聞ではなかったことです。
新聞の記事ですから紙面や字数の制約、締め切りの都合があったことでしょう。もしかしたら、まだまだ書き足らないと思っているのは他ならぬ記者本人かもしれません。
15:冬虎 :

2017/03/30 (Thu) 11:33:21

そもそも「こうすれば問題を解決できる」なんて答えが簡単に手に入るなら誰も苦労しない。
だからこそみんなで一緒に考えよう、がんばろうと活動しているのに、新聞記事に案内窓口が書かれていないとか、何のためにOCDの会があるのかわからないとか批判されるのははっきり言って心外だ。
14:ふくざわ:

2017/03/29 (Wed) 23:24:35

くまこさんのご家族のように、強迫に限らず抜け道が見つからず苦しんでいる方が沢山いるのかもしれません。
それも長期になればなるほど、簡単なことではないでしょう。
私たちにできることがあるとすれば、まずは孤独ではないということをお知らせすることでしょうか。
記事を読んで、少しでも光が差し込むような気持になった人がいることを願います。
13:くまこ :

2017/03/27 (Mon) 14:02:18

今震えています。「言い尽くせぬ娘の苦悩」を読み、とても他人ごとではない気がしました。私は、お話し会では当事者として参加していますが、私の弟は強迫性障害です。病歴は私より長いです。
一度良くなり、社会に出ましたが、辞めてから引きこもり、完全に両親を巻きこんでいます。

無視をすればよいかというと、大人の大人の男が暴れるとすごいことになります。

一緒に暮らしていませんが、どなる、暴れる、茶碗をぶつける、前は、家族で住んでいましたが、怒鳴り声や暴れることにより、マンションに住んでいられなくなり、一戸建てのいえに両親と3人で住んでいます。

両親も高齢です。いつ何が起こるかわかりません。直接今の弟を見てはいないので、どれだけひどい有り様かわかりませんが、両親も途方に暮れて困っています。姉として何かできないか?考えますが、

私自身が強迫性障害で精一杯で、両親に心配をかけずに暮らすことくらいしかできないのです。記事を読み、我が家の現状と重なって見え、怖くなりました。

区役所の福祉課も不親切、私自身も精一杯で、私は、次回のお話し会に家族として参加しようかと考えています。

お話し会に当事者であり、家族であるかたは、参加されているのでしょうか?煮詰まって何のためのocdの会なのか疑問を感じています。

新聞記事では、疑問を投げかけるような形で終わっていますが、本当に、「ここに相談してください」という窓口案内はありません。世の中のひとに

強迫性障害を抱えている親の苦悩を社会に知ってもらいたいけれど、今まさにそういう状態である場合どうしたらよいかは

書かれていません。1秒を争うくらい緊迫した状態のなかで、ありがたいことではありますが、ではどうしたらよいか?私はそれが知りたいです。

弟はよくなるためにこうしようと両親が話し始めると、耳をふさいだり、怒鳴ったりして、説得が全くできない状態です。

私も将来的、今後のことをしっかり考えないといけない状況に立っています。自分のことだけでなく、家族も心配で叫びたくなることもあります。この娘さんを殺害した父親も、どこか相談窓口があったら、こういうことにならなかったと思うし、

お話し会に来ていたら、こういう結果にはならなかったかもしれないと思います。そういう意味で広報というのは、とても重要なこと。私は兄弟は、弟だけ。老いていく両親を考えながら、抜け出る道が見えないです。
12: :

2017/03/26 (Sun) 20:42:01

『葛藤』上、中、下とすべてを拝見し、
したためられている描写があまりにも生々しく、
読み進めるのが苦しい場面がありましたが、
裁判の経過のみならず、苦しむ当事者達の声を
カラーでこんなに大きく取り上げてもらえたことで、
もしかしたら自分はOCDではないかと感じたり、
自助グループの存在や働き、認知行動療法について知った方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

太田先生の言葉にもあるように、
私を含めてOCDに苦しむ当事者やその家族達は
生きることに絶望した人が多いと思いますが、
この連載を読んで勇気づけられたのは私だけではなく、
希望が見えた方や解決の手掛かりを得られた方は、
何人も何十人もいると思います。

この記事が苦しみから抜け出すきっかけに
なる方もいるかもしれないと思うと、
新聞記者という田中さんの仕事が
本当に尊い職業であると感じています。

『お話会に出ればよくなる!』と約束出来る訳ではありませんが、
この連載を見て4月のお話会に足を運んで下さる方が
いらっしゃるといいなと思います。
椅子が足りなくなるかもしれないですね(汗)

追伸 2月中旬の夕方、仕事の後で勉強会に出ようと
教育文化会館に向かっていたところ、
裁判所からの帰り道の田中さんとばったりお会いしました(○_○)!!
私のアドレスにメールを下さっていたようなのですが、
うまく送れなかったとお聞きし、私からメールをお送りして
無事に田中さんからのメールを受け取れるようになりました。
お話会でお会いしていなければ『知らない人』だったとか、
少しタイミングがずれていたり違う道を歩いていたりすれば
あそこで会うことはなかった。。。
等と考えると、不思議な縁を感じます(^-^)
11:冬虎 :

2017/03/25 (Sat) 18:16:27

ここで紹介した記事をホームページからも読めるようにしました。ぜひご一読ください。
読売新聞さんには8ヶ月に渡って誠意と熱のこもった取材をしていただきました。
この記事がより多くの方に関心を持ってもらう機会になることを願ってやみません。
10:冬虎 :

2017/03/16 (Thu) 07:47:21

読売新聞 2017.03.15 朝刊35面 『葛藤 (中) 巻き込む息子から脱却』
読売新聞 2017.03.16 朝刊33面 『葛藤 (下) 不安克服 将来に希望』

第2回の記事では、当会の世話人であるふくざわさんがOCDの息子さんを治療につなげるまでの奮闘ぶりと北海道OCDの会の紹介、意義について書かれています。
第3回の記事では、太田先生と曝露反応妨害法に取り組んだ患者さんの治療経過と太田先生の曝露反応妨害法の普及活動について触れられています。
9:冬虎 :

2017/03/14 (Tue) 07:51:25

読売新聞 2017.03.14 朝刊33面 『葛藤 (上) 言い尽くせぬ娘の苦悩』

読売さんが昨年の夏から続けてきた取材がついに完結し、このたび記事として公開される運びとなりました。
全3回の連載で、2016年3月の事件を振り返りながら、強迫性障害について啓発する内容になっています。
第1回の記事では、事件を起こした父親の現在の心境や事件1年を経た周囲の人々の思い、北大通こころのクリニック北川先生によるOCDの基礎知識について触れられています。
※新聞はコンビニでも購入できます(130円)
8: :

2017/01/13 (Fri) 23:02:27

わー、今自分の記述をUPしてから冬虎さんの投稿に気づきました(汗)

エルプラザにお問い合わせ下さっていたんですね!
ありがとうございました。

私はふくざわさんから送っていただいたのですが、
他にもまだ読まれていない方がいらっしゃると思いますので、
まだの方は是非次のお話会でご覧いただきたいと思います(^-^)v
7: :

2017/01/13 (Fri) 22:54:22

遅ればせながら、想いを書かせていただきたいと思います。

記事の冒頭、今も続く父親の自問に胸が詰まり、言葉を失いました。
事件の前どんなに長い間悩み、苦しみ抜いたか。
そして事件の後に生まれた新たな問い、
判決は正義感だけで下せるものではないと感じました。

記事を読み、医療現場等でよく使われる
『ヒヤリハットの法則』という言葉を思い出しました。
『ヒヤリハット』とは、重大な災害や事故には至らなかったものの、
直結してもおかしくなかった、一歩手前の事例のことを言いますが、
1件の重大な事故の裏には29件の危なかった事例、
そして300件のヒヤッとした体験があると言われています。
(参考『ハインリッヒの法則』)

今回の件はこの頂点の1件にあたる重大な事件だと思いますが、
今も日々重大な事件につながりかねない限界ギリギリの状態の中で
暮らしている当事者や家族がいらっしゃるでしょう。
そして、苦しみながらもお話会に参加出来ている私たちは、
300件の中のひとりひとりのように思えます。

田中さんのコラムの中で
『孤立しがちな家族に手を差しのべる仕組みは依然不十分』と
ありましたが、地方に行けば行くほどその仕組みは築かれておらず、
OCDに関する情報の誤りや不足から、
孤独で絶望的な闘いに苦しんでおられる方が
たくさんいらっしゃると思います。
その心情を想像すると、自分すら救えない人間(私)が
偉そうなことを言える立場ではないのですが、
『何か出来ることはないのか』と焦りの気持ちが生まれます。
OCDの苦しみから解放されることは容易ではありませんが、
お話会の活動がその仕組みのひとつとして有効に機能することが、
微力ながらも私たちに出来る支えなのではないかと思ったりしています。

田中さんは様々な事件や事故に関わる中でこの事件に関心を持ち、
その背景を知りたいと自ら取材に赴いて下さったこと、
それは偶然ではないような気がします。
強迫性障害に苦しむ人の気持ちが楽になったり、
強迫を知らなかった人が知る機会になったり、
コラムの掲載を機にどんな影響があり実を結ぶのでしょうね。

また、西区の事件に対して『あれは娘が悪い』『親が悪い』
という意見が持たれないと良いと願っています。
事件については、発症の要因や辿ってきた経過が複雑で、
どちらが良い、悪いではないと思うので、
ご両親や周囲の方、また亡くなられた娘さんを
世間の皆さんに裁いて欲しくないと思います。

最後になりますが、ふくざわさん。
記事をメールでお送り下さり、ありがとうございました。
年末に読むことが出来たので、年末年始の休み中に
改めて事件について考えることが出来、とても感謝しています。

ちなみに読売新聞をエルプラザの1階で読めるかと思って
行ってみたのですが、一般紙は置いてないそうで、
読むことは出来ませんでした。
日々の購読料も結構な負担になると思うし、
館内の限られたスペースでは保管も難しそうなので、
無理もないですね。
6:冬虎 :

2017/01/13 (Fri) 22:30:41

エルプラザの図書室に問い合わせてみましたが、一般の新聞は置いていないとのことでした。次のお話会にコピーを2~3枚持参する予定なので、もしまだご覧になっていなければそのときにでもご一読ください。

5:冬虎 :

2016/12/29 (Thu) 08:19:28

今回の記事は、記者がこの一年で最も印象に残った事件を記すという趣旨のコラムです。そこに強迫症をめぐる問題を取り上げていただけたことはとても意義深いことだと思います。短く簡潔な内容ですが、大きなテーマをコンパクトにまとめる巧さはさすが新聞記者です。まだ先のことになりますが、当会の活動に関してさらに詳しい記事があらためて掲載される予定です。

4: :

2016/12/28 (Wed) 23:18:54

掲載を知ったのがその日の夜だったので
私も図書館に行こうと考えたのですが、
年末年始は休館日。。。(-_-)

なので、年が明けてから行ってみたいと思います。

エルプラザでも閲覧出来るのかなー(?_?)
あそこで見られるととても便利なのですが!
3:ゆうじ:

2016/12/28 (Wed) 15:59:39

今日、市内の図書館に行き、記事を読ませていただきました。

世間で注目された、大きな事件に関しては、裁判の様子が報道されることはあっても、それ以外の事件のその後は、中々、報道されることがありません。
記事に書かれていた、裁判所の被告席に立つ父親の言葉、そこから察せられる心の内を思うと、傍聴された記者の田中さん同様、胸が詰まる思いがしました。
そして、悲劇のきっかけとなった母親のことを思うと、暗澹たる気持ちになりました。
今回の悲劇は、十五年前、我が家に起こっていても、少しも不思議でなかったものです。
僕が殺され、先年亡くなった父が被告席に立っていても、おかしくなかったのです。
刑がどのように確定するか分かりませんが、ご両親に、どんなに辛くても、これから、どうか生き抜いて欲しい。ただ、それだけを願います。

インターネットの世界は便利だけれど、情報は玉石混交、真実を掴み取るのは、意外と難しいものです。
正しい情報、真実を無駄なく切り取って、読者に届ける新聞の役割は、大きく、また、その責任も重いと、改めて感じました。

きっかけが不幸な事件であったことは悲しく残念ですが、OCDと言う心の病の真実が、広く社会に伝わることを願っています。
2:冬虎 :

2016/12/28 (Wed) 14:38:01


新聞を買いそびれたとか過去の記事が見たいとかいう場合は最寄りの図書館に問い合わせてみてください。たいていの図書館は一年分くらいのバックナンバーを保管しています。大きな図書館なら、新聞記事データベースを提供しているところもあります。

みなさんがお勧めしてくれる本を読んでみたいな~ってときもぜひ図書館を利用してみてください。
最寄りの図書館に所蔵されていなくても、購入希望や相互貸借の制度を利用すれば、他館から取り寄せるなどして読むことができます。入手までに時間がかかるのがちょいと難点ですけどね。公共図書館だけでなく大学図書館も利用できる場合もありますから、大学の近くにお住まいの方はぜひ調べてみてください。

せっかく納めた税金ですから、うまく活用しないともったいないですもんね。ちなみに平成27年度の札幌市図書館の予算は資料費だけでも約5200万、すべてを含めると約8億です。
お金のことはさておき、長らく司書を務めてきた者としては、図書館を利用していただけるとヒジョーにうれしく思います。


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