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1:世話人:
2017/08/08 (Tue) 08:29:18
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第19回お話し会
参加者
当事者 14名
家族 10名
医療関係 1名
合計 25名
(うち初参加の方が12名)
今回は初参加の方が多く、それぞれの症状や苦悩をお話ししていただきました。
病院や治療者探しの苦難は多く聞かれるお話しでした。
家族を巻き込む苦悩、巻き込まれる苦悩、それぞれの立場でどう変わっていけばいいのか。
また、家族のために治したい、治療に向き合う気持ちに寄り添っていきたいというそれぞれの気持ち。
OCDに囚われて本当にやりたいことができない苦しみなどをお話ししていただきました。
改善された方からは自らが誰かの力になりたいと思う気持ちや、改善のコツ
OCDを経験したことによって人の痛みを知ることができたり、日々の当たり前のありがたさを知ることができたという
とても温かいお話しも聞くことができました。
北海道OCDの会は発足から3年が過ぎました。
これまで当初は想像もしなかった数のOCDに関わる皆さんとお会いすることができました。
発足当初から続けて参加されている方も多く、症状が良くなり、とても明るい笑顔に変わっていく姿を見守ることができ嬉しく思っています。
また会に参加することを目標として日々頑張ってくれている方もいたり、自ら誰かの力になりたいと参加される方がいたり・・・
私たち世話人も会の運営を人生の糧として喜びを感じています。
OCDに囚われた人生ではなく、自分の人生を生きるために
順調に回復するばかりではなくても、諦めずに何度でも立ち向かっていく力を参加者の皆さんと一緒に育んでいきたいと願っています。
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3:ふくざわ:
2017/08/09 (Wed) 13:44:11
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息子が加害恐怖が酷かったころ、スマホでネットがつながることが怖くてアプリをかたっぱし削除し
それでも怖くてガラケーに戻しました。
それでも足らずネット制限をしてロックのパスワードを私にさせました。
そのうちカメラで動画撮影しながらじゃないとガラケーも触れなくなり、とうとう何も使えなくなりました。
それから約2年、友達との連絡手段もなく死亡説が流れる始末。
のちに認知行動療法でスマホ再デビューを果たしましたがそれまでが大変でした。
今回のお話し会で全く同じ行為をされている話を伺って、あの頃の様子がフィードバックしました。
あの回避の始まりの時に辞めておけば、2年間の空白は生まれなかったでしょう。
治すのは辛く難しいけれど、悪化させるのはいとも簡単でした。
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2:くぼた
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2017/08/09 (Wed) 11:49:20
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今回は初参加の方が目立ちました。遠方から家族同伴で来場された当事者も何組かいらっしゃいました。いずれの方々も自分に合う病院を見つけることの難しさ、巻き込みの怖さを訴えていたのが印象に残りました。何かひとつでも有益な「気づき」が得られたことを願うばかりです。
辛い話題ばかりが目立ちがちな集まりですが、その一方で、毎回欠かさず参加してくれる人、症状を克服して元気な姿を見せてくれる人、会のことを忘れずに久しぶりに参加してくれる人などもいて、みなさんの温かさが感じられるうれしい場面もありました。
この7月でお話会も4年目に入りました。私はまだ世話人2年生ですが、もう4~5年くらい過ぎたような気持ちがします。それだけ日々の活動で密度の濃い時間を過ごせているのでしょう。
世話人として見聞を広めるため、6月から7月にかけて東京、名古屋、静岡のOCDの会を訪問してきました。
どの地域の世話人たちも異口同音に「こうして何でも話せる場所を守り続けることが何より大切だ」と仰っていました。私もまったく同感です。
お話会の運営に関してよりよいノウハウを模索しつつも、その恒久的な存続を最優先の課題としてこれからも尽力したいと思います。